毛色と毛質
感覚的には理解していた。
I先生に教えて頂きスッキリした感じがした。
また、感動すら覚えた指針。
日本犬標準(日保スタンダード)に「毛色・毛質は、日本犬としての、特質・特徴をもつべし」と書かれています。
耳・目など他の項目に「日本犬としての、特質・特徴をもつべし」の
言葉はありません。
何故か?
毛色・毛質にこそ、純粋性(異犬種の影響)が最も表れ易いことを、先人たちは、
理解していたからだと思います。
結局、雑化しかかっていたなかからの復元なので、
本物か雑種かを真剣に見極めざるを得なかったということではないでしょうか。
この耳のなかの毛の長さは?すすきの穂のような毛は?軟毛は?長毛は?
角度のないベタ毛は?
足先までのベタ赤は?根黒は?裏表同一色は?など、
丹念に調べて本物と判定せざるを得なかったのだと、推察します。
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